議会ダイジェスト

福井県議会における、民主・みらいの一般質問・議会記録です。

ハラスメント対策について(人事刷新について)

2026/02/27

質問:知事は、前知事のセクハラ事案に関する組織体制の不備について、SNSで「組織の古い体制がずっと変わっていないから」と述べ、「組織が変われないなら、私が変える」と明言しています。組織の体質を抜本的に変えるためには、知事の意思を体現する体制の構築が不可欠です。特に中村副知事は長年にわたり県職員として働き、また前知事の側近として7年間副知事を務め、現在の組織風土を作ったひとりであることから、その責任は重大であると考えられます。そこで、ハラスメントを防げなかった組織的責任は副知事にこそあり、まずは人事刷新を行い、同時に「組織の作り直し」をすることが必要と考えますが、県民の想いにこたえる意味でも。不退転の決意を知事に伺います。

答弁:石田知事

前知事のセクハラ事案に関し、副知事の責任の在り方を含めた決議が全会一致で可決されたことは、重く受け止めています。本事案については、特定の管理職員のみならず、組織のガバナンス全体に根源的な課題があったと認識しており、ハラスメントに対して声を上げにくいといった組織文化を見直して改革を進めていくことこそが重要です。現在の県政は、原子力の乾式貯蔵施設の設置をはじめ、本県の将来に直結する喫緊の課題が山積しており、これまで県幹部が関係者らと積み重ねてきたプロセスも踏まえながら、スピード感を持って対応していかなければなりません。御指摘のあった副知事人事を含む組織のつくり直しについては、これら県政課題への対応状況も踏まえながら、私自身が責任を持って、状況に応じ適切に判断し、県民の皆様からの信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります。

 

再質問:副知事の人事刷新について「私自身が責任を持って、状況に応じ適切に判断し」と答弁をいただきました。人事刷新を今行うという考えがないと受け取りましたが、本来、任命権者が変わったときには特別職は辞表を出し、その上で新しい首長、知事が改めて任命をするのが適切だと考えます。県民は刷新を望んでいるということを前提に、その点について知事のお考えをお聞かせください。

答弁:石田知事

様々なご意見があると思いますが、今の県政において、目の前には本当に多くの課題が山積しています。新幹線、アリーナ、農林水産漁業等々、これら喫緊の課題に、今はチーム一丸となって、スピード感を持って取り組まなければならないという現状にあると考えています。

 

再質問:副知事の人事刷新について、県民が求めているとお伝えしました。

「特別職は任命権者が変わったら変わるもの」というのは一般常識だと考えておりますが、このことについて、どうあるべきか一人一人の思いをお聞かせください。

答弁:中村副知事

様々なご意見があるということはお伺いしています。

様々な経験を総合的に勘案すべきであると考えます。まずは御意見として賜りたいと思います。

答弁:鷲頭副知事

自身の人事の話はお答えを差し控えさせていただきたいですが、今、私の職責として、今回ご指摘されました組織の様々な課題に対し、しっかりと再発防止を実現していくということを全うさせていただきたいと思っております。

答弁:藤丸教育長

教育長の選任権については知事にありますので、私自身の発言は控えさせていただきます。

一方で、教育行政の責任者として、今の職務をしっかりと果たしていきたいと強く思っているところです。