議会ダイジェスト
福井県議会における、民主・みらいの一般質問・議会記録です。
若者の薬物依存について
質問:若者の薬物依存が将来的に窃盗や暴力などの犯罪行為に結びつく懸念がありますが、これまでの県や教育委員会との連携内容について伺うとともに、拡大する若年層の薬物乱用や依存に対し、さらなる対策が必要だと考えますが、所見を伺います。
答弁:増田警察本部長
当県の昨年における大麻事犯の検挙人員については、20歳以下の若年数が全体の約66%を占めており、このうち違法薬物で検挙されたことのない初犯者が約80%となっています。その背景として大麻に有害性や依存性はないなどといった誤った情報が広がっていること、SNSの普及によって大麻の入手が容易になっていることが考えられます。こうした状況を踏まえ、県警察では、薬物の危険性を正しく認識し、SNSを含むインターネットの適切な利用を促進できるよう、教育委員会や関係機関とも連携しながら、非行防止教室の開催やSNSを利用した情報発信など、若年層を対象とした広報啓発活動、インターネット上における違法有害情報の排除対策、薬物密売組織の摘発などを推進しています。 薬物事犯の現状を踏まえ、県警察では薬物の供給の遮断と需要の断絶に向けた取組をさらに推進してまいる所存です。
質問:エトミデート、通称ゾンビたばこに対する県内への広がりの可能性を伺うとともに今後の対策を合わせて伺います。
答弁:増田警察本部長
エトミデートについては本年5月に指定薬物として規制が開始されて以降、三重県等において検挙事例があることは把握しておりますが、これまで当県においてエトミデートに関連して関連して検挙した事案はございません。エトミデートを含む危険ドラッグは使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、麻薬や覚醒剤と同様に非常に危険な薬物である認識しています。県警察といたしましては、引き続きエトミデートを含む危険ドラッグの県内への広がりについて注視しつつ、薬物密売情報の収集を強化し、密売人、薬物乱用者の取締りを推進するとともに、広報啓発活動を行い、社会全体から薬物の乱用を排除する機運の醸成を図ってまいります。