議会ダイジェスト

福井県議会における、民主・みらいの一般質問・議会記録です。

部活動の地域展開と地域間格差について

2025/12/09

質問:現在の部活動地域展開の進捗状況を県としてどのように捉えているのか伺うとともに、子どもが希望する部活動の有無、送迎や費用などの保護者負担などの格差を是正していくために、県としてどのような取組や政策を実施してきたのか伺います。

答弁:藤丸教育長

部活動の地域展開について、県ではこれまで国の支援に加え、県独自の補助制度を設け、指導者の報酬、用具やユニフォームなどの購入、地域クラブの運営経費、保護者負担の支援などを行ってまいりました。こうした取組により、令和7年10月末現在では休日部活動の約78%において、地域展開への体制が整ってきたという状況です。御指摘のとおり、吹奏楽の地域展開については、練習場所の確保や、楽器の移動など様々な課題がございますが、私が視察した敦賀市においては、市民楽団が令和3年度に敦賀市ジュニア吹奏楽団を設立し、4つの中学校の生徒が合同で練習する体制を整えておられました。段階的に休日の活動を増やしており、来年度からは休日は全てクラブで活動する予定であると聞いており、地域の協力により移行が進んでいる例もございます。引き続き国制度を活用しながら財政支援を行うとともに、生徒が将来にわたってスポーツ、文化芸術活動に親しむ機会が確保されるよう、市町と協力して進めてまいります。

 

 

質問:本県では指導者確保はなかなか進んでおらず、地域や種目によっては活動の継続が危ぶまれる状況ですが、人材バンクの設置なども含め、県のリーダーシップにより公平性を担保するべきであると考えますが、教育長の認識と決意を伺います。

答弁:藤丸教育長

部活動の地域展開を進めるに当たっては、運営団体、そして指導者の確保などが課題でしたが、本県においては、市町による運営団体の設立や、指導者確保に係る地域の協力、県の財政支援など様々な取組を進めてきた結果、休日部活動の約8割において、地域展開の見通しが立った状況となっております。指導者確保のための支援として、県では以前から運用しておりますスポーツ指導者バンクについて、部活動改革を契機に拡充を図っており、スポーツ協会の研修会等におけ る登録の働きかけなどを行っています。今年度、新たに65名が増えて、現在199名が登録しています。県では、引き続き、スポーツ指導者や退職教職員などに対してこの指導者バンクへの登録を働きかけるとともに、市町から指導者確保について相談を受けた場合には、県の総括コーディネーターを中心に、候補者を紹介するなど個別対応も含め、今後も市町を支援してまいります。