議会ダイジェスト

質問：県民利用枠の日数１６０日や、利用料の約２億について、県民から十分納得が得られる具体的な利用方法や明確な根拠を、できるだけ早期に示す必要があると考えますが、所見を伺います。

答弁：西川交流文化部長

アリーナについては、現在、経済界において、周辺住環境への影響等にできるかぎり配慮しながら様々な工夫の中で事業計画を検討していただいています。

アリーナの平日利用については、県が競技団体とともに卓球のＴリーグ、バレーボールのＢリーグなどのスポーツイベントを誘致し、仕事帰りに楽しんでもらうことや、中体連、高体連の大会、部活動などを想定しています。また、空調が完備されていることから、夏の暑さや冬の風雪を避けながら運動できる室内運動場として、夏休み中の子どもたちの利用や、仕事帰りのマラソンなど、スポーツ活動に幅広く活用できる施設になるものと考えています。加えて、災害時における一時的な避難場所や物資搬出入の広域拠点としての活用など、県民や観光客の安全を守る機能も期待できるものと考えています。

なお、県民利用や支援内容について検討を進めていくためにも、経済界に対し、利用日数の想定を含めた詳細な事業計画をできるだけ早く示してもらえるよう求めているところです。