議会ダイジェスト

質問：本県においても、県と市町が連携して広域的な視点から技術職の共同採用や共同活用を実施するなど、自治体の枠を超えて必要な人材の確保に向けた職員の採用のあり方を検討すべきと考えますが、県の所見を伺います。

答弁：服部総務部長

土木職など技術職の採用は、近年、県、市町ともに民間との競合が厳しい状況にあり、試験 制度など様々な工夫をして人材確保に努めているところです。本県では市町への人材支援として、令和２年度から県の採用予定数に市町分を上乗せし、人材を確保、育成した上で即戦力となる中継職員を派遣しており、令和７年度は市町の要望に応じ、幹部職員の派遣と併せ、全17市町に合計22名まで派遣数を拡大しいます。また、市町の事務職を受け入れ、技術職として育成を始めているところでもございます。今後さらに県と市町が連携した採用活動や県、市町が所管するインフラ管理の一括発注など、様々な方法を国や他県の動向、市町の意向も踏まえ検討していきたいと考えています。