議会ダイジェスト

質問：県が管理する街路樹等について、安全対策を講じ、倒木等による事故を未然に防止しながら、果たすべき機能や役割が発揮できるよう、計画的に再生を図っていく必要があると考えますが、今後の方針について伺います。

答弁：田中土木部長

県では現在1万8000本の街路樹を管理しており、大木化、または老木化し、倒木、倒れる等の恐れがある街路樹を年間90本伐採するなど、定期的な管理により維持管理に努めています。街路樹の管理については倒木防止や見通しの確保の対策が重要である一方で、景観の向上や生活環境の保全といった観点も重要であり、双方の観点を踏まえて、伐採、樹種選定、植え替えなど効率的、合理的な管理計画を定め、街路樹の再生に取り組むことが必要であると認識しております。このため県では４月から全ての高木を対象として、詳細調査を詰めることとしています。引き続き、街路樹本来の役割が発揮され、安全で快適な道路空間が確保できるよう努めてまいります。