議会ダイジェスト
福井県議会における、民主・みらいの一般質問・議会記録です。
行財政改革について ①県職員(土木職)の採用について
2025/02/21
質問:県の土木職員の人材確保策について、これまでの施策の効果をどう捉えているか伺うとともに、修学資金制度など、より効果が見込まれる対策についても検討してはどうかと考えますが、所見を伺います。
答弁:服部総務部長
土木職員の人材確保策については、これまでも試験制度の見直しや土木職のやりがいをPRする動画の作成、タブレット端末の支給や、作業服のリニューアルなど職員の満足度向上の取組を行っており、一定程度は採用できている現状ですが、さらなる確保策が必要であると考えます。このため来年度の採用に向け、土木職の現場体験の実施回数を増やすとともに、大卒程度を対象とした一種試験を高専の学生さんが受検できるよう、受験可能年齢を20歳まで引き下げます。また、高卒程度を対象としている2種の試験については、一定の学業成績を修めた高校生が成績証明書の提出により、作文と面接のみで受検できる試験区分を新設しました。さらに今年度から登用する人財発掘ディレクターなどによる大学の研究室へのリクルーティング活用や、インターンシップなどを通して処遇や職場環境の課題について、学生や教員の生の声を聞きながら、学生等に選ばれる職場となるための有効な方策を検討し、一層の人材確保に努めていきたいと考えています。