議会ダイジェスト

中部縦貫自動車道の工期見直しについて

質問：事業費が増額されれば、県の財政負担も増加することとなりますが、現時点でどのような見通しを持っているのか伺うとともに、この全線開通には、企業誘致や広域観光面で、県民から期待が寄せられており、今回の開通時期見直しや現状について、県民に分かりやすい説明が必要と考えますが、所見を伺います。

答弁：田中土木部長

先月28日の中部縦貫自動車道事業費等監理会議においては、国から工事課題への対策の方 向性が示され、年度内をめどに開通時期を明らかにすると報告があり、併せて、具体的な対策内容については、今後有識者検討会の意見も聞きながら、工法選定や詳細設計を進めていく方針が示されたところです。事業費については、今後、国が行う工法選定や詳細設計により明らかになるものと承知をしており、県としては、開通時期とともに、事業費の政策結果についても速やかに示すように国に求めているところです。県民への説明については、事業費等監理会議後に国と県が協働で記者への説明を行うなど、これまでも情報発信に努めてきており、引き続き国とともにホームページなども活用しながら、工事の進捗状況、工程、事業費の見直しの状況などについて広く周知できるよう努めていきたいと考えています。