議会ダイジェスト

質問：７月に開設された「外国人材受入れサポートセンター」において、これまでどのような問い合わせがあり、また、どのような支援につながっているのか伺います。併せて、外国人労働者から選ばれる福井を目指すための取り組みが必要と考えますが、今後の戦略について伺います。

答弁：中村副知事

ＦＵＫＵＩ外国人材受入サポートセンターには、開所後４か月間で741件もの相談が寄せられており、外国人材に対する県内企業の関心の高さを表すものだと思っております。その問合せの中身は、給料や従事できる業務、キャリアプランなど、受入れ環境に関する相談が多くなっています。センターでは、外国人材の採用や受入れ、定着、促進などに必要な知識や対策を行政書士が助言をするほか、国や県の支援策の紹介、必要な相談窓口への取次などを行っています。利用企業からは、「なかなか一歩踏み出せなかったが、外国人材活用に向けた一歩を踏み出すことができた」というような評価もいただいております。今後の戦略は、まずは留学生を含め、外国人材の呼び込みの強化。適正な賃金や就労環境を確保しながら定着促進を図る。生活住環境を整えるとともに、相談の窓口の充実やコミュニティの形成を支援していく。このようなことを切れ目なく行うことで外国人ネットワークでの口コミ等に よる本県の評判を高めるとともに、市町や関係団体と連携し、外国人材から選ばれる地域となるよう多面的に施策を展開していきたいと考えております。