議会ダイジェスト

質問：今回のアリーナ開業の遅れに対する知事の所見と、今後整備費が増嵩した場合でも、現在、県負担分として示されている１５億円を超える支出には応じられないと考えますが、所見を伺います。

答弁：杉本知事

今回、経済界から事業計画の提出の遅れが生じた報告を受けましたが、これは大きく言うと、地元調整の中で、音漏れの課題や、交通量の問題についての地元調整を、慎重かつ丁寧に行うため延期されたと前向きに捉えていますので、検討がまとまるのを待ちたいと考えています。

経済界からは「長く愛されるアリーナを作り上げていくことが使命ですので、しっかりと した計画を検討したい」と伺っており、今、市が行っている交通シミュレーションの調査結果も踏まえながら、設計の見直しが行われてくると考えています。

経済界からは「県や市に対しての事業費へのさらなる支援の強化を求める考えはない」と伺っています。ただ、いろいろなことが起き得ると思っておりますので、これから詳細な事業計画が示されてきた段階で、市や議会と相談しながら柔軟に進めていこうと考えています。増やそうということではなく、いろいろな形での応援の仕方があると考えます。

まずはアリーナが県民の皆さんに喜んでいただける施設として開業できるよう、最大限の努力をしていきたいと考えているところです。