議会ダイジェスト

福井県議会における、民主・みらいの一般質問・議会記録です。

林業政策について

2024/12/06

「ふくいの森林・林業基本計画」の改定について

質問:経営効率化を図るうえでの鍵となる基盤として、次期計画においては、林道や作業道の整備にどのように取り組む予定か伺います。

 

答弁:稲葉農林水産部長

県では、木材の生産流通コストの削減を図る上で重要な基盤である路網整備を積極的に進めており、林道及び作業道の路網密度は全国平均の1.5倍に当たる1ヘクタール当たり約41メートルで、全国第3位の整備状況となっています。現在、木材生産に適した収益性が高く、災害リスクが低い林業適地において、効率的な主伐を推進すべく、主伐地の集約化と合わせ、高性能林業機械や大型トラックが通行できるよう、既存の林道や作業道の拡幅、改良の支援を行っています。次期基本計画においては、既存の路網の活用が可能な3万ヘクタールの林業適地において、幅員が狭い農道も含めた林道等の拡幅や改良などを引き続き進めてまいります。また、今後の主伐、再造林の進捗に応じ、新たな路網整備を行うことにより、林業 適地を最大4万ヘクタールまで拡大してまいります。